・新年のご挨拶といえば年賀状。この文化があるのは韓国や中国、台湾などの一部のアジア圏のみです。欧米ではクリスマスにクリスマスカードを送り、その時に新年のご挨拶も一緒に行うそうです。
・年賀状では小さなミスや重ね言葉にご注意を。たとえば仲のいいお友達には『HAPPY NEWYEAR』と送る方もいらっしゃると思います。しかしこの時に『A HAPPY NEWYEAR』と送ると『よしお年を!』という意味なってしまいます。これでは年越しのご挨拶の意味になってしまいます。
・またやりがちなのが『新年あけましておめでとうございます』新年とあけましては同じ意味なのでこれもどちらか一方で大丈夫です。
・他にも1月1日≒元旦、賀正≒おめでとうなど同じ言葉を重ねてしまうのはマナー違反です。
・また目上の人に二文字の以下の言葉、『賀正』や『迎春』などは失礼とされています。必ず『謹賀新年』など4文字以上の言葉で綴りましょう。略さず『謹んで新年のお慶びを申し上げます』と書いた方が無難かもしれませんね。
・一番やってはいけなくてやってしまいそうな言葉は『去年は大変お世話になりました』という一言。去⇒去るや終⇒終わるなどの縁起の悪い言葉。去年は旧年と言い換えましょう。
・ちなみに猿という言葉も猿⇒さる⇒去るに繋がる忌み言葉とされてますので、猿年では注意してくださいね。また他にも梨⇒なし⇒無しも縁起が悪いそうです。ふなっしーも年賀状では梨汁と書いてはいけませんよ(笑)
・このレポートを書いていて私も初めて知りましたが『、』や『。』などもお祝いの挨拶文では、区切りをつける句読点も使わないことが慣例のようです。そういえば賞状とかでも句読点を使うところあまり見たことがありませんね。
・年賀状一つとってもたくさんのマナーがあります。新しい年の始まり、相手にとっても気持ちのいい年賀状を送ってください。
・最近ではスマートホンでそのまま作って送れるサービスもあるようですが、手書きの温かみも素敵なご挨拶。ぜひ今年は挑戦してみてくださいね。