・27年度2月から新しく500円切手の絵柄となった、この渓流は十和田八幡平国立公園にある【奥入瀬渓流】です。青森県の十和田湖子ノ口から14キロも延び る日本を代表する景勝地です。銚子大滝や阿修羅の流れ、渓流のすぐそばに広がる美しい緑の林など雄大な自然に観光客も多く訪れます。
・十和田八幡平国立公園は、青森、秋田、岩手の三県にまたがり、十和田湖と八幡平の火山群を有しています。那須火山帯が一帯にあるため、多様の火山が見られる【火山の博物館】とも呼ばれています。その恩恵もあり、玉川温泉、酸ヶ湯温泉、八甲田温泉、葛温泉と温泉地もたくさんあります。
・かの有名な高村光太郎の晩年の傑作である、乙女の像があるのもこの公園。十和田湖、御前ヶ浜のほとり、休屋の前にあります。モデルは光太郎の妻である、智恵子夫人ともいわれています。
・十和田湖には専用の遊覧船や散策路、キャンプ場、展望台など四季折々楽しめるスポットがたくさんあります。春の山桜、夏の緑、秋は紅葉、冬になると白鳥が飛来し四季折々の顔を見せてくれます。